先ず、2021年の地球上の人口が78億7500万人に達したニュースと1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡に代って、12月22日にジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡が打ち上げ予定であることを紹介しました。
次いで、狩猟採集生活をしていた人類は、1万年前農耕生活に入り、シリア周辺で麦の栽培が始まりました。やがて牧畜も始まり、食料を安定的に獲得できるようになり、人口の増加と共に、集落から都市へと発展し、社会が出来てきました。
これに伴い文明が各地で発展し、地域間の交流も頻繁に行われるようになりました。大航海時代に入り、スペイン、ポルトガルなどがアフリカ、アジア、アメリカ大陸へ進出し、遅れてイギリスが世界各地に進出しました。
産業革命を経て、資本主義社会が形成され、成長し続ける経済はフロンティアを求め続けました。各国は植民地を求め、やがて戦争の世紀〈20世紀〉を迎えました。
多くの死傷者を出した第一次世界大戦や第二次世界大戦を経てもまだ紛争は続いています。現在の消耗社会は農業を疲弊させ、原発を始めとするインフラを作り続け、格差社会を助長しています。22年度の日本の国家予算は107兆円を超え、累積赤字も1000兆円に至っています。
