前日の大雨と寒さで心配でしたが雨も上がり、13家族36名の皆様が稲刈りに、参加してくれました。
4月に苗代作り5月に苗を育て6月初旬に田植えをした稲が、9月には無事実り稲穂がたれ、本日の稲刈りを迎える事が出来ました。
今年もコロナ禍なので3班に分けての開催です。まず、鎌の使い方と稲の束ね方(稲架に架けやすいように十字にして束ねます)を教わりその後、田んぼへ‥
長靴を履き雨模様でぬかるんだ田んぼへ移動するだけでも皆さん一苦労でした。
作業は稲を株ごとに鎌で刈り取り、数株をひとつに束ねて稲わらで括ってあぜ道へ運び、稲架(はさ)に架け天日干しをして完成です。
この稲架(はさ)は前もって木と竹で組んで作成しています。
子供たちが鎌を使うのに慣れてくると、子供が稲を刈り、お父さん・お母さんがそれをワラで束ねはさまで運び出す家族内分業が行なわれる様になり、効率的に作業を進められた家族もあり、上段の田んぼを刈り取る事が出来ました。
稲架に干した姿は昭和時代の里山風景となりました。
最後に里山のおじさんたちが、刈り取った田んぼを起こして来年に備えます。
里山倶楽部の田んぼの稲はもち米です。刈り取った稲は約2週間の乾燥の後、脱穀、籾すり、精米の工程を経て、正月遊びイベントの餅つき用として使われますので、参加した方は是非1月の行事「お正月遊びと餅つき」にご参加くださいね。
事務局 Y・F











