ジュニアくらぶ オリエンテーション 4月9日(日)

毎年30人前後のこども達がメンバー登録しているジュニアくらぶも20年目を迎えます。 オリエンテーションは、ジュニアくらぶのいわば説明会です。今年度のスケジュールと「 けいけんちポイント制度」をお伝えし、さっそくみんなのかんさつフィールド「 エリア5 1 」に出発しました。

ジュニアくらぶでは、みんなのかんさつフィールド(通称エリア51)の植物・いきものかんさつ、草とりをするなかで、 かんきょうといきものの関係をかんさつすることを続 けています。
都筑中央公園は、そのほとんどが造成された敷
地で、生物相保護区を除くと、かなり人工的な植生
となっています。その中にあって、比較的在来植生が残されていて、湧水も近く、多様ないきものの観察も望めそうな区域を、環境教育の観点からジュニアくらぶの観 察 ゾーンとして横 浜市に認 めてもらっています。それが「 エリア5 1 」です。 みんなでやる草 刈 りの頻度で植生の遷移がどう変わってくるのかも継続的に観察し、里山の保全維持の下支えとなるよう考えて
います。 草刈りはせず、境田谷戸の梅林広場で
向かう途中、キンランやヒトリシズカが咲いているの を発見。でも、今年も落ち葉囲いのカブトムシの幼虫 は 2、3 匹しか発 見 できませんでした。 たどり着 いた エリア 51 では上空のウワミズザクラと地 面 のクサイチゴの白い花が満開でした。
「トガリーさん」指導でネイチャーゲームをみんなでやって みました。手始めに、だれか一人の提案するたとえば「虫」とか「石」や「花」を見つけることから。そ して「 トガリーさん」の用意した色 紙 と同じ色をみつけることもやってみました。「あお」「きいろ」「オレン ジ」…。みんなおそろしく集中していましたよ。こんな風 にして「 よく見る」ことから自然とのお付き合いを続けていってくれると嬉しいですね。

このあと、ぱじょうじ谷戸の田んぼまで移動しました。田んぼでは、里山倶楽部が“全力保護”しているニホンアカガエルのオタマジャクシを観察 。 今年は、ジュニアくらぶだけでの田植えと稲刈りを計画しています。里山倶楽部の活動にいっぱい参加して、 ゆくゆく自 然 を大 切 にする人 に育っていってくれることを夢見ています。
たつじんバッジ獲得者も続 出 しているジュニアくらぶです。
今年一年も頑張っていきましょう !! 親子自然観察部会 K.K