ジュニアくらぶ 紙漉き 3月 16日(日)

水を使う紙漉きの時は暖かい方が良いのですが、残念ながらこの日は気温が急降下して寒い日となりました。そんな日でしたが元気の良いジュニアくらぶメンバーが集まりました。

紙漉きの説明を行い、早々に作業に取り掛かりました。まず、楮の外皮を剥がします。ナイフを使ってゴボウの皮を剥ぐように固く色の濃い皮を剥いでいきます。普段、ナイフを使わない子供たちは少し苦労していましたが、何とか外皮を剥がすことができました。

次の作業はハンマーなどで内皮を叩いて、繊維をほぐしていきます。ここでの作業が不十分だと漉いた紙の仕上がりに影響するので大事な作業です。お父さんやお母さんの協力と共にした準備が整いました。

最後にほぐした内皮をフードプロセッサで水と一緒に撹拌してハガキ大の枠の簾に流して、漉いていきます。水桶の中での作業なので寒い日にはちょっと辛い作業です。それでも子供達は2枚、3枚と紙を漉いていました。

初めての体験の子供達も多かったようで満足して漉いた紙を持って帰りました。大切な人へのメッセージを書いて送ってもらえると良いですね。

材料のコウゾ

まず皮をはぎます

次はたたきだ、細かくして紙に近づけるよ

仕上げはフードプロセッサーの力を借りて、もっと細かく、そして型に入れるよ

この日はとても寒くて、木を炊いたストーブで暖かブレイク

型から抜くと、完成!

最後は作った完成品と集合写真だ