梅雨明け間近で、前日まではぐずついた天気でしたが、よく晴れて気持ちの良い日差しの中で草木染め体験が始まりました。
染料の元になるオオブタクサの葉の部分を参加者の皆さんが丁寧に千切って細かくして、染め液の準備をしました。多ければ多いほど染め液は濃くなりますので、用意した材料を全て、根気よく千切ってもらいました。
染め液は2つのステンレス寸胴鍋で煮出しましたが、面白いことに微妙に色合いが違う染め液ができました。染め液を煮出している間に用意したハンドタオルの生地に絞りをしましたが、一つとして同じデザインとならないのが手絞りの良いところです。
染め液に20分ほど浸して、軽く水洗いした後、ミョウバンを溶かした媒染液に浸して色止めをしました。
染め上がったハンドタオルは絞りの入った綺麗な緑系に染まり、シルクのストールも鮮やかな明るいグリーンに染まりました。
園内のオオブタクサは減少して、外来植物の駆除は効果が出て、早渕川沿いで採取し始めましたが、気候の変化も影響しているのか、予想以上に減少しており、今後は別の材料を考えることになるかもしれません。 Y.H.


まずはオオブタクサの葉をちぎります









次はお鍋に入れて煮だすよ


煮だしている間に絞り模様をつけるよ


そして染めます




よーく染まったかな?次は布を洗います

輪ゴムをとるよ、きれいな柄ができてるかな?



完成~うまくいった?


