ミツバチ飼育体験 11月 9日(日)

あいにくの雨模様ですが、多くの申し込み者の方から抽選で当選した9組の親子の皆さんが集まってくれました。雨のため、巣箱を開けることができないので、蜂場の見学は中止しレストハウスでの座学としました。

養蜂には県の許可がいること。蜂は牛や馬と同じ「家畜」の扱いになり伝染病などのチェックを受ける義務が発生することなどが飼育の条件になります。蜂の世界は1匹の女王バチと数万匹の働きバチ、それと数十匹の雄バチで群が構成されています。蛹から孵った働きバチは最初の10日ほどは育児担当、その後の10日ほどは巣の掃除や巣作り担当、その後やっと巣の外へ飛び出し花の蜜や花粉を集める担当になります。働きバチが一生に集める蜜はティースプーン1杯分しかありません。花粉を集めに飛び出すのは半径2㎞ほど、いい花の場所があれば巣に帰ってダンスで仲間に距離と方向を示して仲間を誘導します。

まだまだ話はありますが、最後のお楽しみとして回収してあった巣板を入れた遠心分離機を回して、取れたてのハチ蜜を皆で味わいました。甘い、濃い、いい香りなどと感想をいただき、雨の観察会を締めくくりました。次回は晴れるといいな。   K.M.

まずは説明から

ハチの巣を遠心分離機にかけて、ハチミツを取り出すよ!
ガラガラガラガラ、結構音がしたね。

さあ、おいしいハチミツの試食です。